TOKKO

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最近メディアで噂の、日系二世アメリカ人リサ・モリモトさんが監督の、ドキュメンタリー映画
生前とても温和だった監督本人の叔父が、特攻隊員だったという事実を知り、
今までの「狂信的」な特攻隊のイメージと激しくギャップを感じた所から、
特攻隊員だった過去を持つ人々にインタビューをしていく作品。
監督の主観を押し付ける映画でなく、
当時を生きた人々が、当時に何を思い、何を生きてきたのか、
それらを伝えてくれる、貴重な資料的作品だと思います。
アメリカ国内だけで放映するつもりだったらしく、日本映画的な静けさはありませんが(アメコミ風絵が挿入されてたり)
国内の人に分かりやすく伝えようとする姿勢が感じられました。
右や左や国際的な事はわかりませんが、
小学校から「戦争反対!」という文句だけ叩き込まれて育ってきた私には、
たいへん勉強になりました。